

黒鉛の主成分は炭素(C:カーボン)。
石炭や石油の仲間であり、あのダイヤモンドも黒鉛の仲間です。
柔らかく脆い鉱物であり、黒色や銀黒色の独特な金属光沢があることから黒鉛と呼ばれていますが、鉛ではありません。
正式名は石墨(GRAPHITE/グラファイト)といいます。

鉄は1300℃ほどで溶けるのに対し、黒鉛は3500℃ほどまで溶けません。その為、耐火物の材料にも使われ、耐熱用のパッキンなどに使用されます。
使用用途

黒鉛は熱・電気の良導体として優れた性質を持ちます。導電率は銅・銀・アルミ等に比べると数値的にやや劣りますが、比重が軽いため様々な媒体に機能性添加剤として使用されています。熱の伝達メカニズムは電気と類似であるため、優れた熱伝導性を示します。さらに、溶融金属に濡れにくいという性質もあるため、鉄鋼メーカーでは耐火物として使用されています。
使用用途

黒鉛は重なり合った結晶の結合が弱いために層が滑りやすくなっています。柔らかいので鉛筆の芯にも使われます。鉛筆で字が書けるのは黒鉛芯の層がずれながら紙に残っていくためです。
使用用途

酸やアルカリに対してもよく耐える性質を持っています。
使用用途

高温の中においても体積の変化がほとんどないため、真っ赤に焼けた鉄の表面測定や、高温にさらされる場所の部品にも使われています。
使用用途
これらの特徴を生かした黒鉛製品は、様々な場面にて応用されておりますが、社会の表に出てくる事はありません。あらゆる製造業において、縁の下の力持ちといった形で使われており、日本の産業にとって必要不可欠な素材です。
三石黒鉛では、60年以上に渡り黒鉛粉末製造業に携わってきました。これからも蓄積してきた自信と責任をもとに、黒鉛粉末を製造してまいります。